先輩隊員の力を借りて、重さ約38トンの戦車を動かす新成人の自衛官ら=高島市今津町・陸上自衛隊今津駐屯地

先輩隊員の力を借りて、重さ約38トンの戦車を動かす新成人の自衛官ら=高島市今津町・陸上自衛隊今津駐屯地

 滋賀県高島市の陸上自衛隊今津駐屯地で20日、20歳を迎えた隊員らを祝う成人式があり、新成人たちが恒例の戦車の綱引きに挑んだ。
 同駐屯地に所属する新成人は26人で、式典には訓練中などの7人を除く19人が出席した。藤田明大司令が「少子化が進む中、自衛隊に仲間入りしてくれた新成人の隊員は組織の宝。信頼関係を大切に、日々の任務を遂行してほしい」と激励した。代表として第10戦車大隊の速水辰陸士長(20)が「自衛官として、隊にどのように貢献していくべきかを真剣に考え、精進したい」と誓った。
 戦車の綱引きでは、新成人19人が重さ約38トンの74式戦車を2本の太い綱で引いたが、車体は少し揺れた程度だった。先輩隊員約80人や藤田司令、来賓の福井正明市長も加わって綱を引くと車体はゆっくりと動き出し、約6メートル前進した。