京都府城陽市役所

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 元徴用工問題や対韓輸出規制強化を巡る日韓関係の悪化を受け、京都府城陽市国際交流協会が受け入れる予定だった同市の姉妹都市、韓国・慶山市の中学生が訪日延期を決めたことが31日、分かった。慶山市側が、保護者の心配を理由に交流事業の延期を要請した。

 両市は1991年に姉妹都市になり、同協会は94年から城陽市の中学生を慶山市に17回派遣、2003年から慶山市の中学生を9回受け入れている。

 協会によると、今年は中学生約20人が6日に来日し、3泊4日の日程で日本に滞在。城陽中を訪問したり、公募で集まった城陽市の中学生と一緒に市総合運動公園に宿泊したりして交流する予定だった。

 だが、7月29日、城陽市の国際交流員を通じて「社会情勢もあり、保護者が心配しているので延期したい。落ち着けば、年内にでも交流できれば」との連絡が慶山市から入り、延期が決まったという。

 過去には、歴史教科書問題を巡って両国の関係が悪化した01年、城陽市からの中学生派遣を中止したことがある。同協会の大久保雅由事務局長は「大人の事情が子どもに影響したのは残念。城陽の子どもたちも楽しみにしていたのだが…」と話した。