難民問題を考えてもらおうとメニューを考案した立命館大の学生グループ(京都市北区・立命館大)

難民問題を考えてもらおうとメニューを考案した立命館大の学生グループ(京都市北区・立命館大)

 難民問題に取り組む立命館大の学生グループが20日、日本に暮らす難民の母国料理を学生食堂で提供するプロジェクトを始めた。24日まで立命館大学衣笠キャンパス(京都市北区)で実施しており、売上金の一部は難民支援を行う団体に贈る。

 立命館大の学生でつくる「難民支援研究団体PASTEL(パステル)」と、異文化間コミュニケーションを学ぶ留学生らでつくる学生グループ「YEPs(イップス)」が連携し、生協食堂と協力して実施した。
 提供するのは、スリランカ料理の「ココナツミルクとカシューナッツのカレー」。メニューは学生が考え、肉や魚を食べない「ベジタリアン」や、肉や魚に加えて卵や乳製品、蜂蜜なども食べない「ビーガン」も食べられるよう食材に配慮した。
 カレーは1日100食限定で、1皿あたり組合員価格500円。そのうち15円を、日本に暮らす難民の就労や生活支援などを行う認定NPO法人「難民支援協会」に寄付する。
 企画を担当したPASTEL副代表で文学部3年の坂井夕莉さん(21)は「大学生が難民問題について知る機会は少ないので、身近な食を通して考えるきっかけにしてもらえれば」と話している。