夏空の下、合掌しながら琵琶湖に飛び込む修行僧(1日午後0時41分、近江八幡市白王町)

夏空の下、合掌しながら琵琶湖に飛び込む修行僧(1日午後0時41分、近江八幡市白王町)

 琵琶湖上に突き出した高さ7メートルのさおから修行僧たちが飛び降りる「伊崎のさお飛び」が1日、滋賀県近江八幡市白王町の伊崎寺であった。夏空の下、無病息災などを祈って僧侶が豪快に飛び込み、湖面に水しぶきを上げた。

 さお飛びは、人々の願いのために自らを犠牲にして飛び込む「捨身(しゃしん)の行」で、平安時代から続くとされる。比叡山延暦寺(大津市)で百日回峰行を終えた行者が行う。今年は、滋賀をはじめ、関東などから12人が参加した。

 不動真言が響く中、僧たちは長さ13メートルの細いさおの上を慎重に進んだ。先端で合掌すると、勢いを付けて湖に飛び込んだ。

 彦根地方気象台によると、この日は東近江市で最高気温が35度となり、4日連続の猛暑日を記録した。強烈な日差しの下、参拝者たちが、堂や湖上の船から行を見守った。