人工イクラをつくる実験を小学生(右)に教える生徒=京都市伏見区・桃山高

人工イクラをつくる実験を小学生(右)に教える生徒=京都市伏見区・桃山高

 京都市伏見区の桃山高で1日、生徒が小学生を教える「おもしろ理科実験教室」が開かれた。色が変わる「人工イクラ」をつくる実験やペットボトルで虫かごを作る工作があり、約80人の児童たちが楽しんだ。

 科学の不思議さを体験してもらい、理科好きの子どもを育てようと毎年開催している。自然科学分野の実験などを行う「グローバルサイエンス部」の1年生約20人と教員が指導した。

 人工イクラの実験では、児童たちがアルギン酸ナトリウムと指示薬の水溶液をスポイトで別の水溶液に落とすと直径2ミリほどの粒状に固まった。できた粒を酢や石灰水に入れると鮮やかな青や赤などに色が変わり、児童たちは「なぜ色が変わるの」と高校生に尋ねていた。

 虫かごの工作では、ペットボトルに肩ひもを通したり、網戸用のネットで窓を作ったりした。完成後は地元住民らが捕ったカブトムシやクワガタムシが贈られ、子どもたちは大喜びだった。