今様を奉納する「日本今様謌舞楽会」のメンバー(京都府南丹市園部町・生身天満宮)

今様を奉納する「日本今様謌舞楽会」のメンバー(京都府南丹市園部町・生身天満宮)

 京都府南丹市園部町の生身天満宮で1日夕、平安時代に流行した芸能「今様」が奉納された。即興で詠んだ歌に合わせて平安装束の女性たちが舞を披露し、境内はみやびやかな雰囲気に包まれた。

 今様は、七五調の四句を詠む歌謡で、好んだ後白河法皇が歌集「梁塵秘抄(りょうじんひしょう)」を編んだことで知られる。今様を広める活動に取り組む「日本今様謌(うた)舞楽会」(京都市右京区)と、同天満宮の氏子らでつくる実行委員会が、弁天祭りに合わせて奉納している。

 奉納は今年で5回目。勝敗を決める「今様合」では、題目として「令和」が出され、歌い手2人がその場で歌を作ったところ両者引き分けに。両方の歌を、白水干と緋袴(ひばかま)姿の女性が即興で舞った。

 最後に、同会の石原さつき家元が「静御前」を堂々と披露し、訪れた人たちはじっくりと鑑賞していた。