初戦の相手が決まり、表情を引き締める近江ナイン(フェスティバルホール)

初戦の相手が決まり、表情を引き締める近江ナイン(フェスティバルホール)

 前回8強の近江は強豪の東海大相模との対戦が決まった。同高は優勝した2015年以来4年ぶり11度目の出場で、全国制覇は春夏計4度を誇る。近江ナインは「チャレンジャーとして戦う」と闘志を燃やした。

 相手の持ち味は強力打線。有力校がひしめく神奈川大会は、全7試合中5試合で2桁得点を挙げた。1番鵜沼、4番山村はいずれも3本塁打。野手の先発メンバー中、5人が打率4割を超える。神奈川大会決勝では24―1で日大藤沢を破り、決勝の最多得点記録を樹立した。近江のエース林は「一番当たりたくなかった相手だが、やるしかない。低めに集め、最少失点で切り抜けたい」と覚悟を込めた。

 相手投手陣は左の諸隈、冨重、野口、右の紫藤と多彩なタイプがそろう。諸隈は3試合計14回を投げて無失点と好調。近江打線を引っ張る3番住谷は「打ち負けずに勝ちたい。つなぐ野球をすれば負けない」と意気込む。1番土田は「バッテリーが抑えると信じている。野手が点を入れ、試合展開を変えることが鍵になる」と力強い。

 練習試合も含め、初顔合わせとなる。捕手の有馬主将は「相手がどこでもやることは変わらない。林の良さを全面に発揮させたい」と落ち着いて見据えた。

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 近江・多賀章仁監督の話 強いチームと戦える。前向きにいきたい。昨夏の大会を経験した選手がセンターラインを守ることは、うちの強み。バッテリーも集大成として最高のピッチングを見せてくれれば。相手投手にダメージを与えられる打撃ができるかどうかも鍵だ。