京都府福知山市で今年最高の気温37・1度を記録した3日、同市猪崎の市動物園でニホンザルに果物入りの氷がプレゼントされた。サルたちはひとときの涼を感じながら大好物のリンゴやメロンを頰張った。
園には、約40匹のサルを群れで飼育する「猿ケ島」があり、毎年夏に氷をプレゼントしている。
この日は同市で6日連続の猛暑日を記録。強い日差しが照りつける中、氷3個を飼育員が運び込むとサルたちは一目散に駆け寄り、ガリガリとかじり付いて中の果物をおいしそうに食べた。
二本松俊邦園長(74)は「暑い日が続いているので、サルたちも喜んでいる」と話していた。