全日本学生優勝大会の女子3人制で初優勝し、練習に熱がこもる明治国際医療大(南丹市・同大学)

全日本学生優勝大会の女子3人制で初優勝し、練習に熱がこもる明治国際医療大(南丹市・同大学)

 柔道の全日本学生優勝大会女子3人制で、明治国際医療大(京都府南丹市)がこのほど初優勝を果たした。女子柔道部の創部3年目の快挙で、主将の刈谷美咲は「試合中から涙が出た。日本一になるために、みんなが同じ気持ちで頑張ることができた」と喜びを語る。

 3人制は体重無差別で32校がトーナメントに出場。メンバー6人から試合ごとに3人を選んで戦う。重量級選手をそろえた皇学館大を破って勢いづくと、創価大、決勝の東女体大にも2-0で快勝。計4勝を挙げた1年の足達実佳は「先鋒(せんぽう)としていい流れをつくりたかった」。同学年の西村美穂も「とにかく楽しく試合ができた」と2勝2分けで初制覇に貢献した。

 率いるのは天理大や実業団で活躍した小川豊清監督。シドニー五輪男子100キロ超級銀メダルの篠原信一さんと同級生で、天理大では篠原主将、小川副主将のコンビで団体日本一に輝いた。

 創部時に監督に就任。当時の部員は刈谷主将ら3人だけだったが、関西学生優勝大会(3人制)を制すなど快進撃を見せた。小川監督は「彼女たちのおかげ。ゼロからチームの形を積み上げ、一つにまとめてくれた」と信頼を寄せる。

 現在は2年生6人、1年生10人が加わり、練習は激しさを増している。毎朝の走り込みで追い込み、精神力も磨いてきた。5人制への挑戦も見据え、刈谷主将は「もっと個々の技術、体力を上げていかないと。今以上に勝ちたいという意識を持って行動したい」とさらなる飛躍を誓った。