赤い浴衣姿のカンジドさんと一緒に江州音頭を踊る日系ブラジル人の子どもたち(滋賀県湖南市・野洲川親水公園)

赤い浴衣姿のカンジドさんと一緒に江州音頭を踊る日系ブラジル人の子どもたち(滋賀県湖南市・野洲川親水公園)

 滋賀県湖南市夏まつりが3日夜、同市の野洲川親水公園で開かれた。恒例の江州音頭に日系ブラジル人の小中学生約40人やブラジルから参加したサンバ歌手ジョイセ・カンジドさんが加わって、お祭り気分を満喫した。

 湖南市は外国籍住民の割合が滋賀県内で最も高く、多文化共生の取り組みが盛ん。今年は、日本に暮らす日系ブラジル人の子どもたちにも湖国名物の盆踊りに親しんでもらおうと、市商工会青年部が法被を寄贈し、事前に地元の江州音頭サークルの手ほどきで掛け声や振り付けを練習した。

 本番では提灯がともったやぐらを囲んで、浴衣姿やコンテスト用に仮装した市民らと輪になって踊りに参加。独特の節回しに合わせて伸びやかに踊った。大津市から来た日系の児童(10)は「ブラジルのダンスとはだいぶん違って初めは難しかったけれど、友達と練習したので上手にできた。また皆で踊りたい」と笑顔だった。

 夕方にステージでボサノバなどを披露したカンジドさんは「お互いの文化を学び合えるのは素晴らしい取り組み。ぜひ続けてほしい」と話した。