原爆で亡くなった人たちを悼んで行われた「平和の鐘法要」(東山区・智積院)

原爆で亡くなった人たちを悼んで行われた「平和の鐘法要」(東山区・智積院)

 広島が被爆から74年の「原爆の日」を迎えた6日、京都市内の寺院で犠牲者を悼む行事が営まれ、参加者は核のない平和な世界を願った。 

 東山区の真言宗智山派総本山・智積院でも原爆投下時刻に合わせて鐘を突く「平和の鐘法要」が営まれた。

 午前8時、境内の鐘楼堂南側に設けられた祭壇の前に僧侶約40人が集まった。芙蓉良英寺務長の読経に合わせ焼香をした後、8時15分に鐘を突いた。参拝者が少なく静かな境内に響く鐘の音を聞きながら僧侶が静かに手を合わせた。

 鐘を突き終えた芙蓉寺務長は「惨禍が二度と起きないよう祈って突かせていただいた。檀信徒の方たちにも私たちの思いを伝えていきたい」と話した。

 智積院では広島、長崎の原爆の日と終戦の日に境内の鐘楼堂で鐘を突くほか、10月3日には戦没者慰霊法要を営んでいる。