写真や標本などで紹介されている帰化植物(京都市左京区・京都府立植物園)

写真や標本などで紹介されている帰化植物(京都市左京区・京都府立植物園)

 海外から持ち込まれ日本に自生するようになった「帰化植物」をテーマにした企画展が京都市左京区の京都府立植物園で開かれている。鴨川流域に焦点を当て、写真パネルや標本、切り花などで生態系の変化を伝えている。

 帰化植物を通して身近な自然の現状や変化を考えてもらおうと、府内の高校で生物を教える教員でつくる「府生物教育会」と同園が毎夏主催し、3回目。今夏は鴨川の河川敷、川端通や加茂街道沿いなどに生育する草花の写真約100点、同園所蔵の押し葉標本約30点、切り花や鉢植え約70点を並べる。

 春に堤防を黄色く染める「カラシナ」や欧州原産で鴨川に多く自生する「ヘラオオバコ」などを解説付きの写真パネルで紹介。「ひっつき虫」で知られる「アレチヌスビトハギ」の標本や有毒植物の「ヨウシュヤマゴボウ」の切り花もある。

 西京区から訪れた女性(44)は「子どもの頃からよく見ていた花が帰化植物だと初めて知って驚いた」と話していた。11日まで。入園料が必要。