滋賀地方最低賃金審議会は7日、滋賀県内の最低賃金(時給)を現行の839円から27円引き上げ、866円とするよう滋賀労働局長に答申した。引き上げ率は3・22%。

 時給で最低賃金を決める現在の制度になった2002年度以降、額、率ともに過去最高となった。引き上げは16年連続。

 滋賀労働局は答申に対する異議申し立てを22日まで受け付ける。早ければ10月3日にも発効し、改定額が適用される見通し。

 国の中央最低賃金審議会が7月末に示した地域別の目安額では、滋賀は改定額と同じ27円だった。これを基に経営者と労働者の代表らでつくる滋賀地方審議会が協議していたが、待遇改善に向けて千円台を求めた労働者側に対し、経営者側が人件費の増加に直結すると反発。答申は当初の予定より2日遅れとなった。

 最低賃金は法律で支払いが義務づけられており、パートやアルバイトら非正規を含む全ての働く人が対象になる。