5万羽以上の折り鶴が飾られた献花台で、犠牲者を悼む男性(8日午前11時20分、京都市伏見区)

5万羽以上の折り鶴が飾られた献花台で、犠牲者を悼む男性(8日午前11時20分、京都市伏見区)

 京都市伏見区桃山町因幡のアニメ製作会社「京都アニメーション」(京アニ)第1スタジオが放火され、男女35人が死亡、33人が重軽傷を負った事件は8日、発生から3週間を迎えた。現場近くに設けられた献花台には、市民らが折った色とりどりの千羽鶴5万羽とメッセージノートが飾られ、ファンや友人らが被害者に祈りをささげた。

 千羽鶴は、宇治市のNPO法人「まちづくりねっと・うじ」が、京阪宇治駅で市民に協力を呼び掛けて製作。全国から5万羽以上が集まり、この日午前8時ごろに届けたという。

 献花台には、「みんなの想いが届きますように」とのメッセージを包むように折り鶴が飾られ、ノートには「ガンバッテ下さい」「素敵な作品を楽しみにしています」と、訪れたファンが書き込んだ。犠牲になった西屋太志さん(37)の友人の会社員男性(38)は「気持ちの踏ん切りがつかず、これまで来られなかった。友達を返してほしい」と声を震わせた。