京都府と府教育委員会は8日、文部科学省が本年度実施した学校基本調査の府内結果(速報値)を発表した。今春卒業した高校生の大学進学率は前年度と同じ65・9%で、4年連続で全国1位だった。「幼保連携型認定こども園」が29園増の計108園となり、急増が目立った。

 国公私立の高校卒業者(定時制含む)は計2万3240人で前年度より166人増加した。このうち大学や短大への進学者は107人増の1万5308人だった。大学進学率の全国平均は54・7%で、2位は東京都(65・1%)だった。府教委は「京都は大学の数が多いため大学生活をイメージしやすく、実家から通いやすいことなどが影響しているのでは」と分析する。就職者総数は1952人で就職率は8・4%だった。

 小学校の在学者は12万3493人、中学校は6万5551人で、いずれも少子化の影響で1948年度の調査開始以来最少だった。高校は6万9046人で3年連続で減少したが、通信制高校は2357人と293人増加した。

 幼稚園の園児数は582人減の2万3127人で、15年連続で減少した。幼保連携型認定こども園は3625人(32・3%)増の1万4837人で4年連続で増加した。園は私立25園、公立4園が新設した。府教委は「幼児教育と保育機能を併せ持った施設のニーズが増えている」とみている。(