立命館宇治ナインを支える西田顧問(同高三室戸グラウンド)

立命館宇治ナインを支える西田顧問(同高三室戸グラウンド)

 全国高校野球選手権の1回戦で甲子園初勝利を挙げた立命館宇治で、強豪の東福岡出身の西田透顧問(37)が選手の体づくりなどコンディショニング面で支えている。「新しい歴史をつくった選手を誇りに思う。次戦も失敗を恐れずに」とエールを送る。

 大阪府茨木市出身。春夏計6度の甲子園出場がある同高で三塁手としてプレーした。関大を経て大阪の私立高で社会科教諭として2年勤めた後、天理大で保健体育の教員免許を取得。2011年に立命館宇治中・高の教諭となり、昨年から野球部で顧問を務める。

 体幹を重視した筋力トレーニングや走り込みを通して体づくりを担当。この夏の京都大会では西田顧問の発案で期間中も筋力トレーニングを継続した。「体重が落ちないように。体の切れも重視した」といい、2年生が多い野手陣が好調をキープし、試合終盤の粘り強さにもつながった。里井祥吾監督(36)は「選手が『ガス欠』せず戦えた。2年生が活躍できているのはトレーニングのおかげ」と信頼を寄せる。

 「伸びた選手が結果を残し、いい表情を見せてくれるのがやりがい」と西田顧問。13日の星稜(石川)との2回戦もグラウンドで外野ノックをした後、スタンドから見守る。「悔いの残らないよう、思い切ってプレーしてほしい」と願う。