屋外広告物への規制強化を求めて要望する先斗町まちづくり協議会のメンバー(京都市中京区・市役所)

屋外広告物への規制強化を求めて要望する先斗町まちづくり協議会のメンバー(京都市中京区・市役所)

 京都市中京区の先斗町で景観保全に取り組む「先斗町まちづくり協議会」のメンバーが9日、中京区の市役所を訪れ、屋外広告物に対する規制強化を求める要望書を市に提出した。

 同協議会は2011年、屋外広告物に関する自主的なルール「先斗町 町式目」を作成した。事業者が看板を新設、変更する場合、同協議会に事前に届け出て意見交換をする必要があり、看板は劇的に減った。

 ただ、近年は訪日外国人客の急増もあって夜間を中心に路上にせり出す看板が増えつつあり、同協議会は「自主規制だけでは限界」(神戸啓副会長)として市に対策を求めることにした。

 要望書では、先斗町を市屋外広告物条例に定める「特別規制地区」に指定するよう求めている。同地区に指定されれば、地域の特性に応じた特別な規制を適用できるようになる。

 要望書を受け取った鈴木章一郎副市長は「血の通った制度になるよう一緒に取り組みたい」と述べた。市は指定に向けて制度設計を進める方針。