大津市役所

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 昨年5月に大津市で園児ら16人が死傷した交通事故を受け、市は21日、策定を進めている市交通安全条例の骨子案を明らかにした。市が先駆的に取り組む保育園や幼稚園の周囲であることを示す「キッズゾーン」の設置推進などを盛り込んだ。

 市役所で同日開かれた市交通安全対策会議で示した。園児死傷事故の被害者家族有志の要望を受け、昨年12月に越直美市長が市民と行政が連携して交通安全対策を進める条例の制定を表明していた。
 

 骨子案は、キッズゾーン設置推進の他、通学路や散歩コースの安全点検強化、毎年5月を交通安全月間にすることなどを掲げる。この日の会議には、市や市消防局、県警などの担当者30人が出席し、「幼児だけでなく、高齢者や障害者ら交通弱者の安全に関しても盛り込んでは」などの意見が出た。
 

 市は、条例素案を作成して市民意見を募る予定で、来年度の成立を目指す。