法要と法話を通して戦没者に思いを寄せる参拝者(京都市下京区・西本願寺)

法要と法話を通して戦没者に思いを寄せる参拝者(京都市下京区・西本願寺)

 終戦から74年を迎えた15日、京都市下京区の西本願寺(浄土真宗本願寺派本山)で戦没者追悼法要が営まれた。台風10号の接近に伴う新幹線運休など交通機関の乱れが影響し、例年より少ない約100人の遺族や門信徒が参加した。

 蔀戸(しとみど)を閉めるなど強風への備えを済ませた御影堂で、大谷光淳門主(42)や僧侶が参拝者と読経。続いて同派布教使で大阪市東淀川区の瑞松寺住職、野村康治さん(60)が法話を行った。

 終了後は参拝者による焼香もあり、右京区から訪れた男性(75)は「母親から空襲がいかに恐ろしかったかという話を何度も聞いた。私らの世代が子どもらにも伝えていかなければならないとあらためて思った」と話した。