燃え上がる大松明に見入る住民ら(京都府舞鶴市城屋・雨引神社)

燃え上がる大松明に見入る住民ら(京都府舞鶴市城屋・雨引神社)

 京都府舞鶴市のお盆の伝統行事「城屋(じょうや)の揚松明(あげたいまつ)」が14日夜、雨引神社で行われた。地元の青年らが夜空に高々と投げ上げた松明(たいまつ)の炎に、多くの住民や帰省客が見入った。

 愛宕信仰や雨乞いの風習が合わさって始まったとされ、府無形民俗文化財に登録されている。

 近くの高野川で身を清めた地元の高校1年~30歳の青年20人が、火の付いた小松明を持って境内へ入り、高さ16メートルの大松明の先端めがけて競うように投げ入れた。大松明が崩れ落ちると、観客から大きな歓声が上がった。青年会長の村木研斗さん(25)は「今年は若者の人数が少なく、台風も近づく中で不安だったが、地域の支えで無事終えられた」と笑顔を見せた。15日には、「小橋(おばせ)の精霊船(しょうらいぶね)行事」が台風10号の影響で時間を早めて行われた。