参拝者の供えた仏花を水に浮かべた「花噴水」(京都市東山区・大谷本廟)

参拝者の供えた仏花を水に浮かべた「花噴水」(京都市東山区・大谷本廟)

 京都市東山区の大谷本廟(ほんびょう)(西大谷)が、参拝者の供えた仏花を仏殿前の噴水に浮かべる「花噴水」の取り組みを始めた。色とりどりの花が水面に揺れる涼しげな眺めに、お参りに来た人たちがスマートフォンで撮影するなど楽しんでいる。

 納骨堂への参拝は終了後に供物を持ち帰る必要があるため、宗祖親鸞の墓所の前にある拝堂「明著堂」の前に花を供えて帰る人が多い。心を込めて供えられた花が枯れる前に有効活用したいとの思いで、職員らが花の部分を切り取って水面に浮かべるアイデアを考えついた。

 土日曜に墓参りに訪れる人が多いため、週明けの月曜や火曜は特に色とりどりの花の眺めが楽しめる。本廟の担当者は「厳しい暑さが続くので、花でひとときの涼を感じてほしい」と話している。