お盆にちなんで極楽や地獄を描いた絵画が並ぶ会場(大津市御陵町・市歴史博物館)

お盆にちなんで極楽や地獄を描いた絵画が並ぶ会場(大津市御陵町・市歴史博物館)

 お盆(盂蘭(うら)盆)にちなんだ仏教美術を集めた企画展が、大津市御陵町の市歴史博物館で開かれている。極楽や地獄を生々しく描いた絵画に来館者が見入っている。

 お盆は釈迦の十大弟子の一人、目連(もくれん)が地獄で苦しむ母親の苦しみを除こうとしたのが起源とされる。この説話に基づき、極楽か地獄に関する仏教画で、市内の寺院所蔵の約10点を並べた。

 盂蘭盆の本尊とされる「盂蘭盆経変相図(きょうへんそうず)」は阿弥陀如来や餓鬼(がき)、僧侶などが登場し、この世とあの世が混在した世界を描いている。「地獄図」は閻魔(えんま)大王や罪人などを迫力ある筆づかいで表現し、地獄の恐ろしさが伝わってくる。さまざまな地獄の特徴を紹介したパネル展示「八大地獄解説」もある。

 有料。25日まで。期間中に一部の展示を入れ替える。