着任会見で抱負を述べる京都府警の久米警務部長(京都市上京区・府警本部)

着任会見で抱負を述べる京都府警の久米警務部長(京都市上京区・府警本部)

 京都府警の警務部長に8日付で着任した久米一郎警視正(55)がこのほど、京都市上京区の府警本部で記者会見し、「京都府警で役割を与えられたことを誇りに思う。優秀な人材を採用、育成し、基盤整備を図りたい」と抱負を述べた。

 久米警務部長は1988年に警察庁に採用。刑事部門の経歴が長く、警視庁捜査1課に出向していた95年に地下鉄サリン事件が発生し、捜査本部の一員として事件の解明に奔走した。2015年から兵庫県警刑事部長を務め、分裂騒動のさなかにあった山口組への対応を指揮した。

 会見では、先月18日に発生した「京都アニメーション」第1スタジオ放火殺人事件に触れ、「お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、負傷者の一日も早い回復を願っている」と話した上、「被害者の心情に配慮した支援活動を続けていきたい」と述べた。

 山歩きやランニングが好きといい、「京都は三方を山に囲まれた地域。歩いて回ってみたい」と語った。