新幹線に見立てたミニ庭園(京都市下京区・京都駅ビル)

新幹線に見立てたミニ庭園(京都市下京区・京都駅ビル)

 庭の魅力を紹介する企画展示「京都美風~京都で楽しむ日本庭園の美」が京都市下京区の京都駅ビルで開かれている。心落ち着く京の庭の楽しみ方をパネルで解説している。

 京都駅ビル開発とJR西日本の主催で、日本庭園の歴史や見方について写真や解説文で紹介している。池泉回遊式や枯山水、露地などの庭園の基本様式や夢窓疎石、小堀遠州など著名な作庭家についても理解できる。写真家・中田昭さんが推薦する京の庭園ベスト10のコーナーもある。

 会場の一角には、近代京都を代表する作庭家・七代目小川治兵衞の直系となる御庭植治(東山区)の小川勝章氏が手掛けたミニ庭園も設けた。「新幹線の庭」と題した庭は、石による新幹線やプラットホームのような趣で、小川氏は「枯山水では石を山に、コケを大陸に、白砂を大海にも見立てる。枯山水に京都駅ビルで縁あるものを見立ててみたく、新幹線になぞらえられないかと試みた」と話している。