アスファルトを突き破るかのように電柱の根元から生えるタマサンゴ(大津市松本)

アスファルトを突き破るかのように電柱の根元から生えるタマサンゴ(大津市松本)

 大津市松本の路上に、電柱の根元から高さ約45センチの小さな木が生えている。青々とした葉と鮮やかなオレンジ色の実がアスファルトを突き破るかのように姿を見せ、歩行者の目を引いている。

 京都府立植物園によると、タマサンゴという観賞用のナス科の常緑低木。ブラジル原産で5~9月ごろに花を咲かせ、その後緑や白、オレンジ色の実を付ける。実に毒があり、生命力が強いという。電柱とアスファルトのわずかな隙間に鳥や風雨によって種が運ばれ、成長したとみられる。

 近くの女性(87)は「実がとてもきれい。車の排ガスが当たるのにここまで成長し、生命力の強さを感じる」と話す。