ガソリン販売の規制強化について、宇治市消防本部の職員(中央)から説明を受けるガソリンスタンドの店員=京都府宇治市莵道

ガソリン販売の規制強化について、宇治市消防本部の職員(中央)から説明を受けるガソリンスタンドの店員=京都府宇治市莵道

 京都市伏見区の「京都アニメーション」第1スタジオの放火殺人事件を受け、総務省消防庁はガソリン販売の規制を強化する改正省令を2月1日に施行する。これを前に京都府宇治市消防本部が22日、市内のガソリンスタンド(GS)に対して、容器持ち込みによるガソリン購入者の本人確認などの徹底について指導した。


 市消防本部では事件発生直後、市内の全GS12カ所に安全対策の協力を呼び掛けた。2月以降、容器に入れてガソリンを販売する場合、身元や使用方法の確認、販売記録の作成が事業者に義務化されるため、改めて指導を行った。
 宇治市莵道の「宇治石油コスモロマン三室戸SS」では、市消防本部職員と宇治署員の5人が訪問。販売記録の作成に関しては、販売日時や目的、数量などを記載し、保存期間は1年が目安だと店側に伝えた。本人確認を拒むといった不審な客が来店した場合、警察への通報も求めた。
 同店の谷利一考(たにとし・かずたか)所長は「本人確認などは以前から続けているが、拒まれたことはない。安全対策としてしっかり続けていきたい」と話した。