開発に協力した日本料理アカデミーのメンバーと「玉兔」を発表した西脇知事(右から2人目)=京都市東山区・フォーシーズンズホテル京都

開発に協力した日本料理アカデミーのメンバーと「玉兔」を発表した西脇知事(右から2人目)=京都市東山区・フォーシーズンズホテル京都

「玉兔」の瓶のデザイン

「玉兔」の瓶のデザイン

 宇治茶の新たな可能性を模索する「宇治茶ブランド新展開プロジェクト協議会」は22日、共同で開発した瓶入り宇治茶ドリンクを発表した。玉露を使った高級茶で商品名は「玉兔(たまうさぎ)」と命名。5月下旬に発売し、和食を引き立てて食中に楽しめる茶を提供する。

 京都府や府茶業会議所、府茶協同組合などによる同協議会が共同開発した。料理店ではウーロン茶はメニューにあるが、有料で楽しめる日本茶は少なく、酒を飲まない人などにおいしい茶を提供するために、新商品の開発に取り組んでいた。
 玉兔は、宇治玉露のまろやかな風味と独特の香りが楽しめる。220ミリリットルの特製瓶入りで宇治にゆかりの深いウサギを金色の絵であしらった。検討中の価格は千円以下とする予定で、当初年間7万2千本の販売を目指す。
 京都市東山区のホテルで開かれた発表会には、玉兔の開発に協力した日本料理アカデミーの村田吉弘理事長(菊乃井主人)らも出席。西脇隆俊府知事は「料理店から要望が多かった有料の宇治茶のメニュー化推進のために、玉露のみを使った味にこだわった新しい商品だ」と説明した。