歌川広重や葛飾北斎の浮世絵が並ぶ会場(26日午後1時58分、京都市左京区・細見美術館)

歌川広重や葛飾北斎の浮世絵が並ぶ会場(26日午後1時58分、京都市左京区・細見美術館)

 歌川広重らの浮世絵を通してかつての日本を楽しむ展覧会「レスコヴィッチコレクション 広重・北斎とめぐるNIPPON」(京都新聞など主催)が27日から京都市左京区の細見美術館で始まる。26日に内覧会が開かれ、招待者は旅情あふれる世界を堪能した。

 パリ在住のポーランド人収集家、ジョルジュ・レスコヴィッチ氏が所蔵するコレクションを公開する。注目されるのは、江戸と京都を結ぶ中山道(木曾街道)を描いた「木曾街道六拾九次」全図だ。途中で版元が替わり、絵師も溪斎英泉から歌川広重に交代するなど複雑な経過をたどった作品で、全図がそろうのは珍しいという。英泉、広重の表現の違いも楽しめる。

 このほか広重の「京都名所之内」や葛飾北斎の「冨嶽三十六景」、東洲斎写楽の役者大首絵など計約150点が展示される。

 前期は9月23日まで。後期は同25日から10月20日まで。前後期で作品約100点を入れ替える。有料。8月31日に浅野秀剛大和文華館長の講演会(事前申込制)もある。