京都府と京都市の両教育委員会は26日、公立高の2020年度入試の募集定員や日程、学科改編を発表した。生徒数の減少などを考慮して総定員は前年度比314人減の1万3015人とした。山城高と鳥羽高など全日制6校で新たに単位制を導入する。

 来年3月の府内公立中の卒業見込みは466人減の1万9168人。定員は全日制で324人減の1万1735人、定時制は10人増の720人となった。

 定員は、北稜、鳥羽、城陽、南陽、西舞鶴の普通科で各40人減らした。亀岡の普通科(美術・工芸専攻)、南丹の総合学科、須知の食品科学科も各10人減らす。園部は京都国際科(30人)を廃止する一方、普通科を20人増やす。農芸は農産バイオと環境緑地の2科を農業生産、園芸技術、環境創造の3科に再編し全体で10人減る。大江も、普通科とビジネス科学科が地域創生科となり10人減る。

 久美浜の総合学科は丹後緑風(りょくふう)(網野と久美浜が統合)久美浜学舎のアグリサイエンス科とみらいクリエイト科に再編され、計24人減る。峰山弥栄分校、宮津伊根分校、網野間人分校は募集停止し、3分校(各40人)が統合して新設する昼間定時制の清新は90人を募集する。

 単位制は、亀岡、大江、宮津天橋、丹後緑風でも導入する。口丹と丹後の両通学圏は学区を廃止する。

 このほか、生徒が記入する願書から性別欄を撤廃する。不要な個人情報は集めないためという。

 京都府内の2020年度公立高入試の募集要項は次の通り。

【前期選抜】願書受け付けは各中学による一括受け付けが2月3日、志望先の高校が4、5日(音楽科は1月22、23日)。試験は2月17、18日の2日間(音楽科は2月1、2日)。合格発表は25日。

【中期選抜】全日制、定時制ともに願書受け付けは各中学による一括受け付けが3月2日。第1志望第1順位(定時制は第1志望)の高校での願書受け付けは2月27日、3月2日。試験は6日。合格発表は16日。

【後期選抜】一定の欠員が出た場合に実施を判断する。全日制、定時制とも願書受け付けは志望先の高校のみで3月17、18日。試験は24日。合格発表は26日。

【海外勤務者帰国子女特別入学者選抜】鳥羽普通科(スポーツ総合専攻除く)、西舞鶴普通科、嵯峨野京都こすもす科で各5人以内。願書受け付けは2月4、5日。試験は17日。合格発表は25日。

【中国帰国孤児子女特別入学者選抜】鳥羽普通科(スポーツ総合専攻除く)と同定時制普通科、西舞鶴普通科、東舞鶴浮島分校定時制普通科で各5人以内。願書受け付けは2月4、5日。試験は17日。合格発表は25日。

【成人特別入学者選抜】来年4月1日現在満20歳以上で、高校を卒業していない人が対象。いずれも定時制普通科で、朱雀と鳥羽は各9人以内、桃山は普通科が6人以内で商業科は3人以内。願書受け付けは2月4、5日。面接、作文は17日。合格発表は25日。

【長期欠席者特別入学者選抜】来年3月に卒業見込みで、中学1~3年のいずれかの学年で年間30日以上の欠席がある人が対象。いずれも普通科で、朱雀と城陽が各10人程度、乙訓と西舞鶴が各5人程度。西京定時制普通科が10人程度。願書受け付けは2月4、5日。試験は17日。合格発表は25日。

【清明特別入学者選抜】A、B方式を選ぶ。A方式は定員48人。B方式は定員72人。願書受け付けは各中学による一括受け付けが2月3日、高校が4、5日。試験は17、18日。合格発表は25日。

【清新特別入学者選抜】A、B方式を選ぶ。いずれも定時制総合学科でA方式は30人、B方式は30人。願書受け付けは各中学による一括受け付けが2月3日、高校が4、5日。試験は17日。合格発表は25日。

【全国部活動特別入学者選抜】北桑田普通科と同京都フォレスト科が各3人以内で、入学後は自転車競技部またはワンダーフォーゲル部に加入する。須知普通科が4人以内と同食品科学科2人以内で、入学後はホッケー部に加入する。保護者の住所が京都府の区域外にある人が対象。願書受付は2月4、5日。試験は17日。合格発表は25日。

【通信制】願書受け付けは3月25~27日。試験はせず、必要に応じて面接を実施し、報告書などに基づいて選抜する。合格は本人に通知する。