京都地裁

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 同居していた元妻を刺殺したとして殺人罪に問われた住所不定、無職釜田裕一被告(36)の裁判員裁判で、京都地裁(伊藤寿裁判長)は22日、懲役13年(求刑懲役18年)の判決を言い渡した。

 判決によると、昨年3月2日未明、京都府南丹市の麻田みゆきさん=当時(42)=の自宅で、就寝中の麻田さんの首や胸部をナイフと包丁で多数回突き刺し、失血死させた。

 伊藤裁判長は、凶器で首などを多数回突き刺した犯行について「危険性は極めて高く残酷」と指摘。一方、犯行の1カ月以上前に凶器を購入していたことなどから計画性があったとする検察側主張については、「購入時に殺害を決意していたとまではいえない」と退けた。被害者から突然離婚を切り出され、被告の知らぬ間に離婚届が提出されていたことなどを踏まえ、「犯行時は相当追い詰められていた」とし、自首などを情状として考慮した。