着任会見で抱負を語る京都府警の小栗刑事部長(京都市上京区・府警本部)

着任会見で抱負を語る京都府警の小栗刑事部長(京都市上京区・府警本部)

 京都府警の刑事部長に20日付で着任した小栗宏之警視正(53)が28日、京都市上京区の府警本部で記者会見した。先月に発生した「京都アニメーション」第1スタジオ放火殺人事件について「被害者に最大限の支援を行い、事件の動機解明につながる捜査を広範囲に進めたい」と語った。

 小栗刑事部長は1988年に警察庁に採用された。刑事部門での勤務が長く、福島県警や埼玉県警で捜査2課長を歴任した。新人時代には外国人グループによる連続強盗事件の捜査を担当した。関係者の供述や現場の状況を丁寧に確認し、疑問を一つ一つ解消していく上司の仕事ぶりを目の当たりにし「緻密な捜査だった。自分の原点を作ってくれた」と感謝する。

 趣味は卓球。「ガンガン攻めるのではなく、回転量の変化とコース取りでチャンスを作っていく『カットマン』。性格的にもそんなタイプなのかな」とほほえんだ。