日本画、洋画、工芸など多様な表現で動物を捉えた作品が並ぶ会場(京都市下京区・美術館「えき」KYOTO)

日本画、洋画、工芸など多様な表現で動物を捉えた作品が並ぶ会場(京都市下京区・美術館「えき」KYOTO)

 動物をキーワードに京都市美術館(京都市左京区)の所蔵品を見せる展覧会「動物パラダイス」(京都新聞など主催)が29日、下京区の美術館「えき」KYOTOで始まった。動物を生き生きと捉えた絵画や彫刻、工芸など46作品が並ぶ。

 市美術館は現在、整備工事のため休館中で、2020年3月のリニューアルオープンを目指す。美術館「えき」での所蔵品展は18年の「きもの美人」、今年1月の「花鳥風月」に続き3度目となる。

 訪れた人は、高山泰造の陶彫「海驢(あしか)」を見て「動物園のアシカもこんな感じだった」と話したり、訪問着に多様な魚を染め分けた皆川月華「彩海彩魚之図」を見ながら、トビウオやカサゴなどの種類を数えたりしていた。

 上村松篁「水魚二題」が印象深かったという大津市の女性は、ハスの葉と金魚を描いた構図に「金魚がかわいらしいので目が行った。日本画になるとこういうふうに描かれるのだと興味深かった」と話していた。9月16日まで。有料。