24日の福岡戦で相手選手に囲まれるサンガの庄司。対戦相手に研究され、マークが厳しくなっている(たけびしスタジアム京都)

24日の福岡戦で相手選手に囲まれるサンガの庄司。対戦相手に研究され、マークが厳しくなっている(たけびしスタジアム京都)

 J2でJ1自動昇格圏の2位につける京都サンガFCが踏ん張りどころを迎えている。ここ3試合は2分け1敗と一時の勢いに陰りが見える。31日の徳島(9位)、9月8日の岡山(10位)と中位相手のアウェー2連戦で真価が問われる。

 自陣でのミスやカウンターからの失点が目立ち、下位相手にも勝ちきれていない。今月10日の21位栃木戦はホームで2―2の引き分け。17日の6位水戸には0―3で完敗し、連続無敗試合が10で途絶えた。24日の19位福岡戦も後半に追いつかれ、ホームで1―1のドロー。庄司は「サポートの速さや、最後の守備で踏ん張るところをやっていかないと」と反省する。

 人数をかけてパスをつなぐ戦い方が分析され、他チームからの警戒は厳しくなっている。不用意にボールを奪われれば逆襲を浴びる。中田監督は「守備の位置取りなどが少し雑だった。繊細に戦って勝ち点を積み上げてきたことを取り戻したい」と原点回帰を口にする。

 リーグ戦は残り3分の1を切った。現在サンガは3位大宮と同じ勝ち点52。同51の横浜FCや同50の山形など地力のあるチームも迫ってきた。首位の柏は11連勝で勝ち点を61にまで伸ばし、2位争いがし烈を極めそうだ。

 前節6得点で大勝した徳島は、サンガと同じくパスサッカーを志向する難敵。J1神戸から26日にサンガに加入したMF中坂の起用にも注目が集まる。安藤は「ボールを持って主導権を握ることが大事。J1昇格に向けてアウェーでも勝ち点3を取りにいく」と決意を示した。