歴代天皇ゆかりの書画や関連資料が並ぶ会場(甲賀市土山町・土山歴史民俗資料館)

歴代天皇ゆかりの書画や関連資料が並ぶ会場(甲賀市土山町・土山歴史民俗資料館)

 滋賀県立琵琶湖文化館収蔵の歴代天皇ゆかりの品を紹介した企画展「歴代天皇と近江」が、甲賀市土山町の土山歴史民俗資料館で開かれている。甲賀寺跡など紫香楽宮関係遺跡から出土した軒丸瓦や歴代天皇の書、昭和天皇に帝王学を進講した県出身者の教育者・杉浦重剛の遺品など計約30点を展示している。

 琵琶湖文化館(休館中)が本年度に県内3地域の博物館などと実施する地域連携企画の第1弾。文化館収蔵品に親しんでもらい、湖国の文化の豊かさを知ってもらうのが狙い。甲賀市は奈良時代に聖武天皇が紫香楽宮を造営するなど天皇家と関わりが深く、天皇ゆかりの品々を公開した。

 会場には、霊元天皇宸筆の懐紙や大正天皇宸筆「整風俗理人倫」など戦国時代から近代にかけて天皇や皇族が描いた絵画や筆跡(宸翰(しんかん))をはじめ、塩川文麟筆「龍図」など宮廷画人らによる絵画などが並ぶ。霊元天皇の眼鏡や昭和天皇の侍講・杉浦重剛の大礼服など過去に展示公開する機会があまりなかった品もあり、来館者の目を引いている。

 9月29日まで。毎週月曜、火曜休館。無料。