京都市長選アンケートの結果

京都市長選アンケートの結果

 2月2日投開票の京都市長選で、京都新聞社は候補者3人と、双方向型報道「読者に応える」でLINE(ライン)の友だち登録をしている読者に、政策に関する共通質問のアンケートを行った。市内で急増するホテルは候補者、読者とも「規制すべき」でほぼ一致する一方、財源確保に向けた独自新税の必要性は候補者と読者で回答が分かれた。

 候補の門川大作氏、村山祥栄氏、福山和人氏には告示前に質問票を送った。読者向けは1月12~19日にLINEで実施し、京都府内の1134人が回答した。候補者、読者とも回答は「○」「×」の選択形式。
 京都市内では中心部などでホテル建設が相次ぎ、地価が上昇した結果、住宅価格の高騰やオフィス不足を招いている。観光客による市バスの混雑なども含め「観光公害」の対策は市長選の大きな争点となっており、「ホテル数は規制すべきか」の問いに候補者3人と読者の81%が賛同した。

■高さ緩和は「不要」7割
 同じく争点の財政再建について、「財源確保策として新税は必要か」と聞いたところ、全候補が必要としたのに対し、読者は33%にとどまった。候補者は特定の政策目的を挙げて導入の意義があるとし、読者意見では既存財源の有効活用を求める声が多かった。
 オフィス不足の一因として建築物の高さ規制があるが、「規制を緩和すべきか」との問いには、読者の69%が緩和に反対だった。市はすでに地域の状況に応じて緩和する方針を示しており、門川氏は「景観の骨格を堅持する」として×と答え、村山氏は中心部で緩和すべきとして賛成、福山氏は京都らしさが失われるとして緩和に反対した。
 23年春に敦賀まで開業する北陸新幹線。敦賀以西は京都駅や松井山手(京田辺市)付近を経由し、新大阪まで延伸する予定だが、必要性を聞いたところ、賛成したのは候補者では門川氏のみで、村山、福山両氏は反対。読者は6割が反対、4割が賛成と分かれた。