第1次南極越冬隊員らの正月の過ごし方を紹介する写真などが並ぶ会場(東近江市横溝町・西堀栄三郎記念探検の殿堂)

第1次南極越冬隊員らの正月の過ごし方を紹介する写真などが並ぶ会場(東近江市横溝町・西堀栄三郎記念探検の殿堂)

 滋賀県東近江市ゆかりの探検家西堀栄三郎(1903~89年)が、57~58年に隊長を務めた第1次南極越冬隊員らの正月の過ごし方を紹介する企画展が、同市横溝町の西堀栄三郎記念探検の殿堂で開かれている。限られた物資で、正月気分を楽しんだエピソードを伝えている。

 西堀さんら隊員11人は57年2月から約1年間、南極の昭和基地に滞在した。天候不順で補給が滞った影響で物資が不足する中、翌年の正月を迎えた。
 会場には、当時撮影した写真8枚と解説パネルを展示する。隊員たちが雪で作った鏡餅を前に記念撮影したり、洗面器と木槌で餅つきを楽しんだりする様子がわかる。同施設の小林亜美学芸員は「困難な環境の中でも創意工夫で乗り切れることを感じてもらいたい」と話す。
 2月2日まで。1月28日休館。午前10時~午後6時。入館有料。