1964年の聖火リレーで使われたユニホームや、リレーの写真のパネルなどが並ぶ会場(城陽市寺田・市歴史民俗資料館)

1964年の聖火リレーで使われたユニホームや、リレーの写真のパネルなどが並ぶ会場(城陽市寺田・市歴史民俗資料館)

 昭和30~40年代の市民の暮らしを紹介する冬季特別展「ちょっと昔の暮らしと風景-1964東京オリンピックの頃」が25日、城陽市歴史民俗資料館(京都府城陽市寺田)で始まる。今年は東京で五輪が開催されることから、1964年東京大会の城陽での聖火リレーの映像やユニホーム、地元で当時撮影された写真などを並べる。
 展示は五輪関連のほか、火鉢や氷で冷やす冷蔵庫といった昔の生活道具など計242点。聖火リレーの映像は、同市寺田の谷久男さん(78)らが、64年9月28日に旧城陽町(現城陽市)や京都市内を走るランナーを8ミリで撮影した。谷さんが編集し、DVDに記録したものを上映している。
 全7分のカラー映像には、傘を差して見る観衆の表情や、待機している随走者が寒そうに腕をさするシーンなども記録されており、当時の盛り上がりや空気感を伝える。
 ユニホームや聖火リレーの写真の一部は、当時のランナーから借りた。64年に城陽町役場であった成人式や、地域で最初にできた住宅団地「城陽団地」を63年ごろ撮影した写真もあり、当時の街の様子が分かる。五輪での日本勢の活躍を報じた新聞などもある。
 3月15日まで。休日を除く月曜と2月12、25、26日は休館。要入館料。