11月にオープンしたアディダスブランドコアストア京都。京都限定の商品もそろえ、訪日外国人の人気を集めている(京都市下京区四条通麩屋町東入ル)

11月にオープンしたアディダスブランドコアストア京都。京都限定の商品もそろえ、訪日外国人の人気を集めている(京都市下京区四条通麩屋町東入ル)

 京都随一の繁華街である四条通周辺に、外資系店舗の進出が相次いでいる。今秋にはドイツのスポーツ用品大手アディダスが京都初の直営店を構え、米アパレルのGUESSも路面店をオープン。それらに先立つ8月には、米アップルの直営店もできた。背景には、訪日客の増加でインバウンド消費が見込めることに加え、一帯のテナント料が上がったため、集客力のある店でないと入居が難しいという事情もあるようだ。

 トレードマークの3本ラインが入ったスポーツウェアやシューズが、店内にずらりと並ぶ。11月16日に下京区四条通寺町西入ルに開店した「アディダスブランドコアストア京都」。面積は約360平方メートルとアディダスの国内直営店では中規模にあたり、約660点の商品をそろえた。

 そこから北東へ約100メートルの中京区新京極通四条上ルには、10月26日に「GUESS京都店」がオープンした。GUESSの路面店としては国内5番目で面積は約110平方メートル。若者向けを中心とした衣料品やバッグ、時計、アクセサリーなどを充実させている。

 両店舗がターゲットに見据えるのは、地元客に加え、外国人観光客だ。アディダスジャパン(東京)の広報担当は、京都進出の理由を「多くの観光客が訪れることや、学生が多く、潜在的顧客が見込めることが挙げられる。インバウンド需要も意識している」と説明。「京都」のロゴをあしらったパーカやTシャツといった限定商品が、訪日客に好まれているという。

 GUESSジャパンの広報担当も「京都の魅力は、やはり世界各国から旅行者が訪れること。インバウンド消費に対する期待は大いにある」と明かす。