築100年超の古民家を、IoT技術も活用して改修したモデルハウス「醍醐寺の家」(京都市伏見区)

築100年超の古民家を、IoT技術も活用して改修したモデルハウス「醍醐寺の家」(京都市伏見区)

醍醐寺の家の内観。テレビ前に置いたAIスピーカーで、1階の家電などを制御できる

醍醐寺の家の内観。テレビ前に置いたAIスピーカーで、1階の家電などを制御できる

 建材商社の平安建材(京都市右京区)は、伏見区の築100年超の木造住宅を全面改修し、IoT技術を活用した最新モデルハウス「醍醐寺の家」としてよみがえらせた。耐震や断熱の性能を上げて、AI(人工知能)スピーカーに声をかけるだけで照明やエアコンなどの住宅機器を制御できる。

 古民家の改修や流通を促すため、工務店や設計事務所、建材メーカーでつくる「『京ぐらし』ネットワーク」の事業の一環として実施した。
 モデルハウスは、伏見区の醍醐寺近くの住宅地に位置し、1907(明治40)年築の木造2階建て。住宅建材大手「YKK AP」などと連携し、窓には金属膜をコーティングし、床や壁、天井には断熱材を入れるなどしてエアコンなしでも冬場の体感温度が13度を下回らない程度の性能を持たせた。
 住宅用の基本ソフト(OS)とAIスピーカーを居間に設置しており、1階の家電制御や浴槽の清掃やお湯張りなどを自動でできる。
 12月までモデルハウスとして運用した後、販売する予定という。中村憲夫社長は「改修でも新築以上の性能を家に持たすことができた。最新の改修技術を多くの人に知ってほしい」と話す。