米をテーマに厳選した食材で作る「米幸バウム」(京都市左京区・ワークセンターHalle!)

米をテーマに厳選した食材で作る「米幸バウム」(京都市左京区・ワークセンターHalle!)

 就労支援施設「ワークセンターH(は)al(れ)le!」(京都市左京区)は、米をテーマにしたバウムクーヘンを完成させた。府内の障害者施設が集う焼き菓子コンテストで、グランプリと審査員優秀賞のダブル受賞に輝くなど、味にこだわった商品が人気を集めている。

 同センターは社会福祉法人修光学園(同区)が運営する就労継続支援B型事業を行う施設で、現在知的障害のある約30人が働く。施設には、2018年にオープンした洋菓子店「茶山sweets Halle」を併設し、パティシエとともに障害者らがクッキーやケーキなどを作って販売している。
 今回新たに商品化した「米幸(こめこ)バウム」は、米をテーマに厳選した食材にこだわる。伏見区の農家から仕入れる「米粉」、鶏の飼料に米を与えた「米卵」、米と麦芽を糖化させて作る甘味料「米あめ」を使っている。ふんわりとした食感になるよう工夫し、約2年がかりで作り上げた。
 19年11月に京都府立植物園(左京区)で開かれたコンテスト「パティスリー あすのKyotoカップ」では、グランプリと一般来園者100人の投票によって決まる審査員優秀賞を受賞。当日、会場で販売した約30個も完売する好評ぶりだったという。同センターの藤田公智センター長(46)は「味にこだわり、おいしいものをきっちり作っているので評価してもらえるとうれしい」と話す。
 米幸バウムは1個1800円(要予約)で「茶山sweets Halle」で販売している。午前10時半~午後6時(土曜・祝日は同5時まで)。日・月と第1、3、5土曜は休み。