大型パチンコ店の開発構想に対して意見交換する周辺住民ら(宇治市大久保町・西大久保集会所)

大型パチンコ店の開発構想に対して意見交換する周辺住民ら(宇治市大久保町・西大久保集会所)

 京都府宇治市大久保町田原で計画されている大型パチンコ店開発を巡り、周辺の町内会や自治会、マンション住民、保育関係者らが1月27日夜、初の対策連絡会議を同町の西大久保集会所で開いた。今後予想される住民説明会などを見据え、情報交換を続けることを確認した。

 松原興産(京都市伏見区)が昨年11月、宇治市まちづくり・景観条例に基づいて開発事業構想届を同市に提出した。敷地約1万9千平方メートルに、パチンコ店と1372台分の駐車場などを建てる。
 対策連絡会議では出席者から、現在でも車の通行量が多い府道宇治淀線に開発予定地が面しており、「さらに周辺住宅地が抜け道として使われるのでは」という懸念のほか、保育園関係者から「子どもを園外に散歩させる際の安全確保が気になる」との声が出た。
 開発地の一部は西大久保小から半径100メートル内にあり、府風営法施行条例が営業を禁じる規定にあたるかについて、府公安委員会と市の協議状況を注視することでも一致した。
 対策連絡会議の呼び掛け人で、くりくま保育園の武尾正信園長(59)は「住環境や教育環境に影響が大きい。事業者の動きに対し、住民らの連携を密にしたい」と話す。