企業担当者から説明を受け、面接の日程を調整する求職者(京都府舞鶴市西・ハローワーク舞鶴)

企業担当者から説明を受け、面接の日程を調整する求職者(京都府舞鶴市西・ハローワーク舞鶴)

 バブル崩壊後の就職難で安定した職に就けなかった「就職氷河期世代」に向けた企業説明会がこのほど、京都府舞鶴市西のハローワーク舞鶴であった。府内では初めての取り組みといい、参加者は熱心に企業などの人事担当者の説明に聞き入った。

 内閣府が氷河期世代対象の就職支援プログラムを策定し、一部自治体などが採用に動き出す中、同世代を歓迎する求人を出している企業と求職者のマッチングを図ろうと、同ハローワークが催した。
 福祉、製造、小売業の計4社が参加。訪れた人たちは勤務時間や教育制度について質問したり、ブランクへの不安を相談したりしていた。企業と面接の予定を決める人もいた。
 企業の担当者は「氷河期世代は採用を絞ったこともあり、社員の年齢構成でも不足している年代。豊かな経験を生かしてもらいたい」と期待した。求職中の男性は「面接を受けたい会社があり、一歩前に進めた。安定した仕事に就きたい」と願っていた。同ハローワークは「高齢化が進み、少しでも若い世代が欲しいとの思いが事業者にはある。今後も氷河期世代の採用への理解を呼び掛けていきたい」としている。