インタビューに答える小野薬品工業の相良暁社長

 インタビューに答える小野薬品工業の相良暁社長

 小野薬品工業の相良暁社長(61)は28日までに共同通信のインタビューに応じ、主力のがん免疫治療薬「オプジーボ」の特許切れを見据え、ベンチャー企業の合併・買収(M&A)などを通じて新薬の開発体制を強化する方針を明らかにした。オプジーボの特許収入配分を巡って対立するノーベル賞受賞者の本庶佑京都大特別教授とは「代理人を通じて交渉しているが進展はない」と述べた。

 小野薬品の2019年9月中間連結決算は、売上高に当たる売上収益が過去最高の1490億円でオプジーボ関連が6割近くを占めた。28年から国内外で特許が段階的に切れるため、新たな収益の柱を育てる考えだ。