【ワシントン共同】中国の新型コロナウイルスによる肺炎拡大を巡り、米国立衛生研究所(NIH)は28日、感染を防ぐワクチンの開発に着手したことを明らかにした。3カ月以内に人に投与する臨床試験を始め、3カ月で安全性を評価。さらに規模を広げた臨床試験に進むことを目指す。

 NIH傘下のファウチ国立アレルギー感染症研究所長が同日の記者会見で述べた。中国が公開したウイルスの塩基配列の特徴を基に、民間企業と協力して開発しているという。ワクチンが完成する前に流行が収まる可能性もあるが「感染が拡大し続ける最悪のシナリオに備える」としている。