軽トラックに野菜を積んで販売する「軽トラマルシェ」を企画する山崎さん(左)。対面で販売し、旬の野菜のおいしい食べ方も提案する=宇治市広野町・市植物公園

軽トラックに野菜を積んで販売する「軽トラマルシェ」を企画する山崎さん(左)。対面で販売し、旬の野菜のおいしい食べ方も提案する=宇治市広野町・市植物公園

 主に京都府の山城地域で収穫された新鮮な野菜を軽トラックの荷台に載せて販売する「軽トラマルシェ」が第2、第4土曜に、宇治市広野町の市植物公園で開かれている。2年前に農家となった久御山町下津屋の山崎正大さん(39)が1月から始めた。「農家が心を込めて作った野菜や加工品を大切に販売できる場にしたい」と語る。

 山崎さんは11年間勤めた京都市の運送会社を退職し、「農家のおやじの背中を見て一念発起」して、城陽市や八幡市などの畑で農業を始めた。栽培の知識はほとんどなく、農家の知り合いを増やしながら野菜作りを学んだ。農薬を使わず、季節に応じた旬の野菜を育てる。
 山崎さんは昨年4月、野菜を卸している同植物公園内の「レストラン&ガーデン蝶々」近くで、野菜の直売を始めた。散歩中の地元住民や、来園者など常連客が次第に増え、規模を拡大しようと軽トラマルシェを企画した。
 初回は1月11日で、山崎さんを含め農家3人が冬野菜を中心に持ち込んだ。2回目の25日、山崎さんはダイコンやカブ、キクイモなどを軽トラの荷台いっぱいに積んで販売。キクイモを手に取った客に「栄養がある皮をむかず、そのまま食べて」などと声を掛けていた。京都市伏見区の農家は、ネギやホウレンソウなどの冬野菜を売り、城陽市の農家は、手作りのジャムなどを並べた。
 次回は2月8日午前9時から。山崎さんは「自信を持って作った野菜が目の前で売れるのはうれしい。おいしい野菜を提供し、農家にも楽しんでもらえる企画として続けていきたい」と語った。