こどもきっぷをデザインする塚本さん。ほかの職員も手伝い、絵柄は40種類以上になった(彦根市古沢町・JR彦根駅)

こどもきっぷをデザインする塚本さん。ほかの職員も手伝い、絵柄は40種類以上になった(彦根市古沢町・JR彦根駅)

 JR彦根駅(滋賀県彦根市)の女性駅員らがデザインした子ども用切符「こどもきっぷ」が人気を集めている。運賃が原則不要な幼児以下の子らに楽しんでもらおうと考案。電車や季節にちなんだ月替わりの絵柄など多彩さが好評で、月に約500枚を手渡している。

 2人の子どもを育てる同駅営業担当の塚本多佳子さん(34)が発案した。親の切符を改札機に入れたがる子が多く、電車の旅に親しむ機会にと、昨年の大型連休から無料で発行している。
 縦7センチ、横10センチの厚紙で、塚本さんが色鉛筆やクレヨンで描いた絵柄をパソコン処理して印刷する。
 同僚の駅員からもデザインを募り、期間限定で発行。夏休みには動物たちが電車に乗る姿を2枚で一つの絵柄にした特別版を配った。昨年7月には、彦根駅開業130周年の記念としてSLと新快速を描き、370枚を配布するほどの人気だったという。
 これまで塚本さんらが携わったのは約40種類。現在は、毎月、当初の倍以上の約500枚を配る。口コミで評判が広がり、収集を楽しむ親子や旅の記念に求める大人も多い。
 きっぷは同駅改札口やみどりの窓口で配布している。