JR亀岡駅で客を待つタクシー。2月1日から運賃改定される(京都府亀岡市)

JR亀岡駅で客を待つタクシー。2月1日から運賃改定される(京都府亀岡市)

 京都府の丹波2市1町のタクシー運賃が2月1日から引き上げられる。運転手不足の深刻化を受け、消費税増税を除いた本格的な運賃改定は24年ぶりとなる。一方、短距離でも利用しやすいよう初乗り運賃を値下げする「ちょい乗り」が導入される。

 事業者の申請を受けた国土交通省が昨年12月に認可した。改定は亀岡市以北の京都府北中部が対象で、亀岡、南丹、京丹波の3市町では5事業者計69台が運行している。
 1日からは小型車と中型車が「普通車」に統一され、運賃上限額を、初乗り1・3キロ570円(現行1・5キロ、小型車630円、中型車650円)に引き下げる。80円の加算距離は226メートル(小型車304メートル、中型車248メートル)に短縮され、事実上の値上げとなる。
 地域最大手の京都タクシー(亀岡市余部町)の想定によると、JR亀岡駅から市役所までは現行630円(小型車)が570円へ下がり、同駅から湯の花温泉は2230円(同)から2810円に上がる、という。川本恵三社長は「運転手不足で利用客の要望に十分、応えられない状態が続いていた。労働条件を改善し、サービス向上という形でお返ししたい」としている。