はけを振るって摺込友禅の技を体験する舞妓たち(京都市中京区・丸益西村屋)

はけを振るって摺込友禅の技を体験する舞妓たち(京都市中京区・丸益西村屋)

 五花街の芸舞妓たちが30日、京都市中京区の京友禅体験工房「丸益西村屋」を訪れ、摺込(すりこみ)友禅を体験した。和装で普段から身近な友禅に作り手として触れ、京都の文化の奥深さを学んだ。
 京都伝統伎芸振興財団(おおきに財団)の主催で、京都のまちをバスで巡り、歴史や観光について学ぶ研修会の一環。芸舞妓や仕込み(舞妓見習い)、お茶屋関係者など約100人が参加した。
 芸舞妓たちは工房のスタッフから手ほどきを受け、さまざまな型紙から好みの意匠を選び、布にはけで染料をすり込んだ。花鳥風月などが色鮮やかに浮かび上がると、「かわいい」「きれい」と笑顔が広がった。染めた布は工房でがま口に加工されて贈られる。
 宮川町の舞妓ふく香奈さん(20)は、ボタンの花の図柄を大きく染めた。「難しそうだと思ったけれど、グラデーションがきれいにできた。お座敷での話題にもなります」と話した。
 研修では妙心寺(右京区)も訪れ、座禅の体験も行った。