信用調査会社が11日までに発表した滋賀県内の11月の企業倒産状況(負債額1千万円以上)は、大規模な倒産が出た影響で負債総額が20億円超と前月を大幅に上回った。

 帝国データバンク滋賀支店の集計(法的整理のみ)では、負債総額は前月比3・3倍の22億200万円だった。草津市の自動車小売業「ボーン・トゥ・ラン」(負債額10億8千万円)など、事業規模の大きい企業の倒産があった。倒産件数は前月比1件増の10件だった。

 東京商工リサーチ滋賀支店のまとめでもボーン社の倒産が影響し、負債総額が前月比5・3倍の23億8200万円と大幅に増えた。件数は前月と同じ10件だった。

 両社とも負債総額は今年3番目の多さだった。

 帝国データバンクは「人手不足で受注に対応できず利益が上がらないケースが多い」と指摘。東京商工リサーチは「個人事業主を中心に、今後も倒産件数の増加が懸念される」と分析した。