クロスへの対応を確認するサンガの守備陣(沖縄県八重瀬町・東風平運動公園サッカー場)

クロスへの対応を確認するサンガの守備陣(沖縄県八重瀬町・東風平運動公園サッカー場)

 J2京都サンガFCは30日午後、沖縄県八重瀬町の東風平運動公園サッカー場で約1時間練習した。選手の疲労を考慮し、予定していた午前のトレーニングは中止した。

 選手たちはパスやドリブルの基礎メニューに続き、攻撃陣と守備陣に分かれて実戦的な練習をこなした。守備陣は3バックと4バックでクロスへの対応などを確認。攻撃陣はワンタッチパスでサイドを崩す形を繰り返した。

■システムや人選試行重ね連係確認

 今季のサンガの守備は「規律」がキーワードになりそうだ。前日のコリンチャンスU-23(23歳以下)との練習試合では、3バックと4バックを併用して無失点だったが、昨季の失点数はリーグ11番目に多い56。改善に向け、選手たちはチームの約束事を確認し、連係面の構築を重ねている。
 守備陣は30日、最終ラインの上げ下げや相手マークの受け渡し、サイドチェンジに対する連動したプレッシャーなど、細かな動き方を繰り返し確認した。実好監督は「何千通りものプレーの選択肢がある中で、どう優先順位をつけるか。ピッチで選手が判断できるようにしたい」と戦術の落とし込みを図る。
 「3バックも4バックも、誰が出ても同じように守れるようにならないといけない」と話すのはベテラン安藤だ。前日に3バックの左を担い、中央のバイス、右の森脇と好連係を見せ、ライン統率にも安定感を見せた。一方で、丁寧な攻撃の組み立てにつながったのは4バック。新加入の森脇は「4バックの方がチームとしてスムーズだった」と感触を語る。
 ボランチを本職とする福岡が4バックの左に入るなど新味もあり、実好監督はさまざまなメンバーの組み合わせを試して相性も確認する。森脇は「(さまざまなことを)ここでチャレンジしないとリーグ戦で何もできない。大事なのはコミュニケーションを継続すること」と足元を見つめる。